アニメ感想企画:第5回『剣風伝奇ベルセルク』を見た!(ネタバレなし)
1日1話更新で配信されてきましたが、ついに見終わりました。
ベルセルクは全くの初見でしたが、あんな最終回となろうとは……。
内容としては非常に面白かったが、なかなかのショッキングなものが心に残った。
《 タイトル 》
《 簡単なあらすじ(ネタバレなし) 》
主人公ガッツが仲間を見つけ、信じることに気づいたり、生きる理由について考えたりするファンタジー。
《 感想 》
まず、第1話。
主人公であるガッツが化け物と戦うエピソードである。
全くの初見では、なぜガッツが化け物と戦っているのか、その辺りの事情が解らないであろう。でも、解らなくても今のところは問題ないので、気にせず第2話を見てください。
そして、このアニメは本編でいう『黄金時代編』というエピソードを映像化したものであり、ガッツの少年時代から丁寧にやってくれる。
なので、マンガのベルセルクを読んだことがない人も、安心してアニメを見て大丈夫である。
最初は孤独に身をゆだねていたガッツが鷹の団という一団と出会い、仲間として共に戦うことで次第に意気投合していく。段々とガッツが可愛く見えてくるであろう。
そして、主要な仲間たちもキャラが立っていて、徐々にガッツへと信頼を寄せていく。その過程が大体、第20話くらいまで続く。
第1話に出てきた化け物はなんだったのか。あまり触れられない事が気になりつつも……ここまでは、かなり面白い。
しかし…このアニメ、最後の数話で、とんでもない急展開が待っている。
途中途中に伏線は張られてはいたのだが、もはや唐突に別作品が始まるくらいのショッキングな内容が開始されるのだ。
最終回付近は映像としてもグロテスクな描写が強く、アニメの最終回として見ると、あまり気持ちいい終わり方とは言い難い。
ですので、そういうグロっぽいのが苦手な人は第19話を見終わったところでストップする。先が気になる人は、そのまま原作を追う。そうしてもらえると、それなりに気持ちよく見終わることができる…かもしれない。
そうして、見ていて色々と気になる部分はあったにせよ、孤独だったガッツが仲間を見つけ、人を信じることに慣れていく様。キャラクターの心理描写。戦闘シーン。それら全てが、とても魅力的な作品でした。
本作の続きもアニメ化されているらしいので、いつか機会があれば見てみたいですね。